
朝の紅茶と少しの果物が、未来のわたしを変えるかも?
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ちょっとした毎日の習慣――たとえば、朝の紅茶や、ブルーベリーやリンゴを少し添えるだけで、心と体の老化をゆるやかにしてくれるかもしれません。
そのカギを握るのが「フラボノイド」という成分。紅茶やベリー、柑橘類、赤ワイン、ダークチョコレートなどに多く含まれる、植物由来の抗酸化物質です。
最近、オーストラリアの研究チームが約8万人のアメリカ人の食生活と健康を30年にわたって追跡調査したところ、フラボノイドを多く摂っている人は、年齢を重ねても心も体も元気でいられる可能性が高いことがわかりました。
特に女性ではこんな効果が:
- フレイル(虚弱)になるリスクが15%減少
- 身体機能の衰えが12%減少
- メンタルの不調も12%減少
フラボノイドには、体の中で炎症や酸化を防ぐ働きに加え、細胞を“お掃除”する力(オートファジー)を助ける作用もあると注目されています。この働きが、細胞レベルで若々しさを保ってくれるんです。
明日から始める「フラボノイド習慣」
特別な準備は必要ありません。日常の中に少しずつ取り入れてみることがポイントです。40代からのちょっとした心がけが、10年後、20年後の元気な自分につながります。
今日からできるおすすめ習慣はこちら:
- 朝はコーヒーの代わりに紅茶や緑茶を
- 朝食にブルーベリーやイチゴ入りのヨーグルトを
- 間食にリンゴとナッツを組み合わせて
- 料理にパセリやタイム、オレガノなどのハーブをプラス
- 夜はグラス1杯の赤ワインを(無理のない範囲で)
- デザートに70%以上のダークチョコレートをひとかけ
小さな「いい習慣」が、未来の私をつくります。
おいしく楽しみながら、心も体も年齢に負けない毎日をはじめてみませんか?