アッサムティーとは

アッサムティーとは

香り高く芳醇な味わい、そして抜群のコクが特徴のティーがあります。それが、数多くの紅茶の中でも特別な存在、アッサムティーです。          

世界中の紅茶愛好家にその名を知られ、日本でもその美味しさが徐々に注目され始めています。今回は、そんなアッサムティーの魅力に迫るとともに、その高いクオリティを生み出している「アッサム」という地域についてもご紹介します。

アッサム/アッサムティーとは

「アッサム」はインド北東部、アッサム地方で生産される最高級の紅茶として全世界に名を馳せています。全体の約半分を占めるインドの主要な紅茶として、「アッサム」は良質な土地と最適な気候条件、すなわち肥沃な土壌と長期にわたる雨季に恵まれた地域特有の美味しさを有しています。その風味は濃厚で、力強い甘い香りが特徴で、一口飲むとドリンキングチョコレートやコーヒーに匹敵するほどユニークで独特な味わいが口いっぱいに広がります。ストレートで飲んだ純粋なアッサムティーは味わい深く、そのコクを十分に感じることが出来ますが、その強さがミルクと相まって、最高のミルクティーを提供します。

アッサムティーは長い収穫期間を持っているため、その風味は3月から11月までの間に細かな変化を見せ、それぞれのシーズンごとに新たな味わいを引き立ててくれます。これはアッサム地方特有の特徴で、アッサムの魅力をさらに引き立てています。その香りと深み、そして変化する味わいを楽しむアッサムティー。このすばらしい異国の紅茶は、紅茶愛好家を確実に魅了することでしょう。

 

アッサム種とは

紅茶の一種である「アッサム種」は、キャメリア・シネンシスの一種で、インドのアッサム地方がその名の由来となっています。アッサム地方は世界最大級の紅茶生産地であり、彼の地で自生しているアッサム種がもたらしいる豊かな風味と香りは、紅茶特有の魅力を一層引き立てています。特にアッサム茶は、その鮮やかな香りと深みのある味わい、そして微妙な甘さが特徴で、ミルクティーとの相性も抜群です。

気候的にもアッサム種の生育に適したアッサム地方は、年間を通じて温暖で、半年は雨季という湿度の高い環境をもつため、アッサム種の栽培には最適な場所と言えます。このため、世界中でアッサム種の茶樹が広範に栽培されているのです。また、アッサム種は大きな葉と丸々とした実をもつことから、紅茶の中でも一風変わった存在として愛好されています。質の良いアッサム茶を楽しみたいという方は、茶葉の選び方や正確な抽出方法を覚えることが重要で、このことによりアッサム種がもつ本来の風味と香りを存分に味わうことができます。

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